bookmark_border[61] アンテナ取り換え

集合住宅のベランダに設置したV型短縮ダイポールということもあり建物と並行して設置せざるを得ず、これまで電波的(電力的?)に効率の良い運用ができていなかったのではないかと感じています。

またこのアンテナでは40m、20m、15m、10m、6mの5バンドにしか出ることができず、その他のバンドにも出てみたいと欲が出てコメットの「HFJ-350M Toy-Box」を購入しました。

このアンテナはローディングコイルが付いたポータブルタイプのロッドアンテナですが、コイルの付け足しやロッド長の調整により160m、80m、40m、30m、20m、17m、15m、12m、10m、6mとこれまでの倍の10バンドに出ることができます。また、使用するときだけベランダから突き出して運用ができるため、これまでよりも電波の飛びが期待できそうです。

さらに2m対応のコイルが出たことを知り、これがHFJ-350M用収納ポーチとセットで販売されているとのことで思わず注文してしまいました。

カウンターポイズをどうするかが課題ですが、楽しみながら少しずつ進めていきたいと思います。

bookmark_border[13] アンテナタワー

中近東の某国でのことですが、自動車電話無線基地局の工事現場で、建設会社の人に誘われて地上高75メートルの自立鉄塔に登ったことがあります。

もちろん命綱を付けるのですが、ラダーを一段ずつ上がる際に手足計4本のうちいずれか3本で体を支える「3点支持」を徹底するよう言われました。

その鉄塔は下の方は幅が広くラダーが中央にある垂直タイプだったため、登り始めはラダーとタワー骨材との間に距離があり恐怖を感じました。しかし、上にいくにつれてタワーが細くなっていき、また途中に休憩場所もあるため安心感が増し徐々に慣れていきました。結局、てっぺん到達まで30分はかかったと思います。

自立鉄塔とは別に、ワイヤー張力で支えるガイタワーには登った経験はありません。会社の先輩の話ではガイタワーはよく揺れるとのことでした。風の影響だけでなく自分の体重でも揺れるそうです。

 

bookmark_border[10] トランクリッドアンテナ

学生時代は親のクルマを乗り回していましたが、社会人になってローンを組んで自分でクルマを持つことができ、モービルハムを始めてみたいと思うようになりました。

リグは手持ちの福山 Multi 700S、アンテナが無かったので調達することに。当時は自動車電話の需要が伸びている時期で、根元にスプリングがついた黒いトランクリッドタイプのアンテナがステータスでした。中には自動車電話サービスを受けず、ダミーアンテナだけ付けたクルマも多かったようです。

2mバンド用アンテナとして同じような形のアンテナが販売されていましたので、半分見栄も手伝ってそれを取り付けることにしました。クルマはマニュアル車のため、アドニスのマイクを付けてハンズフリーで運用できるようにしました。

初めはワッチに徹しその後QSOを試みたものの、運転しながら相手のコールサインを聞いて覚えるというのが想像以上に大変なことであることを実感することとなり、ほぼワッチ状態となってしまいました。