[387] 地震の記憶

昨夜大きな地震がありました。既に就寝中で緊急地震速報も揺れの後に来たためすぐには気が付かず、始めのうちはただぼんやりしていましたが、結構揺れが大きくなってきたため起きてしばらくTVで情報を見ていました。

私が住んでいる地域は震度5弱の揺れとのことでしたが、部屋の中は特に異常は見られませんでした。ベランダ内に設置したアンテナも、先ほど確認しましたが問題無いようです。

地震というと真っ先に思い出すのは10年前の3.11ですが、それと共に1968年(昭和43年)の十勝沖地震が深く記憶に残っています。まだ小学校低学年で、短期間ではありましたが当時は青森に住んでいました。

その頃は「十勝沖地震」と称していましたが、その後の調査で震源は「三陸沖北部」だったそうです。ちょうど朝の授業中で、突然の大揺れで机の下にもぐることもままならず、いつもは冷静な先生もその時はよっぽど恐怖だったのか、オタオタしていたのが印象的でした。

一階部分がつぶれたビルや橋が落下した場面など、TVや新聞記事越しではありましたが別世界に行ったような感覚でした。度重なる余震にも怯えていました。
もっともその時の震度は「5」なのですね。

今では、それくらいの揺れでもあまり恐怖を感じません。揺れに対する慣れもあるのでしょうが、最近の建物が耐震設計になっていることも大きいのかも知れません。少なくとも家や建物が大きく揺れてもつぶれたり倒れたりという恐怖心は薄れています。

ただ、大地震により生活インフラが破壊されるケースがありますので、特に飲食料品や生活用水の確保が課題ですね。また災害の際のアマチュア無線家の心得や行動については、確認しておく必要があると改めて認識しました。

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