アンテナに関する当面の課題は、CDP-106で10mのSWRをいかに落とすかです。そこで、エレメントをなるべく建物から遠ざけるために水平パイプを目一杯外側に張り出すことにしました。
今は水平パイプをメインの垂直パイプにT字型に取り付け、CDP-106をSD330とは反対側に付けていますが、水平パイプをギリギリまで端に寄せてΓ型にし、先端にSD330用ホイップ基台をつけ、そのすぐ手前にCDP-106を取り付けようかと計画しています。それらのアンテナは同時に使うことはなく、その都度どちらかのアンテナ(エレメント)を取り付ける想定です。
CDP-106への給電はホイップ基台からケーブルをつなげばすっきりして良いと思いますが、そうするとホイップ基台を水平ポールから絶縁する必要があり、またCDP-106使用時にはカウンターポイズを外しておく必要があります。水平ポールの先にはプラスチックのキャップを被せていますので、その上にホイップ基台を付ければ良いのかも知れません。一方、カウンターポイズは一応ネジで取り外しができるようにはしてあり、アンテナ切替時には少し面倒かも知れませんが試行はできそうです。
またポールやアンテナを含む全体の重心が外側に大きくズレてしまうため、ポール土台の強化とポール支持方法の改善が必須となります。
何か適当な重しになるものはないかとネットで探してみると、ビニール製のウォータバックで中央にポール受け用の筒が通る穴が開いているものがありました。重さは20Kgとのことで十分なようです。ポールの傾き防止対策も必要ですので、ステーの利用も考えたいと思います。