久しぶりに、QRZ.comのサイトで米国各州とのQSOの状況を確認しました。
(QRZ.comサイトAwards画面より引用)
緑色がconfirmされた州です。面積的には6割~7割はいっているように見えますが、州の数では50州のうち23州でまだ46%に留まっています。中部は全滅ですし、東部もMA以外のコモンウェルス各州とはコンタクトできていません。
ちなみに西部と東部にどのようなルートで電波が飛んでいるかを「ウェブ地図で大圏航路を表示する (Leaflet版)」を利用させていただいて見てみました。
(米国西部)
(米国東部)
この様に西部へはほぼ海上を伝搬し、逆に東部へはほぼ陸上を伝搬するのがわかります。電波は電離層と地表との間で反射を繰り返すうちに減衰していきますので、やはり反射での減衰が少ない方が良く飛んでいくということでしょうね。
ついでに南米ブラジルへのルートも見たところほぼ海上です。これより南のアルゼンチンの方が伝搬ルートはもっと海上に寄るので、ブラジルよりもアルゼンチンの方がコンタクトし易いとの実感覚と一致します。
(南米)
当局は電波伝搬のホップ数などの知識はありませんが、そういうことも想定して地形などを見ながら、攻略できない理由について自分なりに納得できれば良いかなと思います。