CQ誌9月号の記事に触発されて、週末にhQSLを設定してみました。
専用のメールアドレスが必要とのことでしたが、今私が使っているサーバでは無料でメールアドレスの追加が可能でしたので、hQSL上でのYahoo!メールやGmail、その他プロバイダ関連の設定についてはスキップしました。
その代わりと言っては何ですが、定義ファイルの設定には少し時間をかけました。私は普段ほとんど写真を撮ることがなく気の利いた画像データを持ち合わせていないことと、できるだけ紙カードのシンプルなイメージを踏襲したいという気持ちもあり、Turbo HAMLOGで作成したデータをhQSLに移植することにしました。
まずは単にTurbo HAMLOGの定義ファイルの拡張子をhQSLのものに変更して、hQSLアプリでイメージ表示させようとしました。
しかし最初の「#Yoko」でエラーが出ました。これは紙印刷用のコマンドでしょうか。改めて考えてみると、hQSLはPC画面上に表示させるため、印刷方向は関係なく縦横の大きさを指定すれば良いということですね。
「#Yoko」を削除した状態でイメージ表示させると、今度は「#Size」でエラーになりました。Turbo HAMLOGではサイズは0.1mm単位で設定するものと思いますが、hQSLではピクセル単位とのことです。設定値をオーバーしたことによるエラーのようです。
色々と試行錯誤してみると、Turbo HAMLOGの定義ファイルで設定したサイズの数値を半分にすると良さそうということが分かりました。それと共に、文字や罫線の位置を示す座標データの数値も一律半分にしてみました。
あとはイメージ表示させ、位置や文字の大きさなど微調整し、また「PLS QSL TNX」の文字は不要と思われるので削除した結果、この様になりました。
味も素っ気もない通信記録が書かれただけの内容ですが、かなり紙カードに近いものになり満足です。
今のところカードの送受信はうまくいっているようです。今後hQSLのユーザが増えていけば、紙カードは減っていくのかなと感じています。Turbo HAMLOG同様、このhQSLも有難く使わせていただこうと思います。