以前から気になっていた八重洲「VX-3」を9月下旬に注文予約していたのですが、これまで納期未定だったのが土曜日に販売店から入荷の連絡が入り、昨日届きました。
この機種は、2007年に当時の「バーテックスタンダード」が販売を開始したもので、15年のロングセラー機です。今ではロゴが「YAESU」に変わっています。
基本は2m/430のアナログFM機ですが付加機能が多種多彩で、特にラジオ受信機能は実用的だと思います。以下は機能の一例です。
- 受信範囲: 1.8-76MHz、108-999.9MHzの他にFMラジオ放送、AMラジオ放送専用の受信機を内蔵し、ラジオを聴きながらアマチュアバンドを同時に受信可能
- メモリ: 1668チャンネル、24×100chのメモリバンク(通常メモリ900ch、PMS50組100ch、各バンドのHOMEチャンネル12ch、スキップサーチ専用メモリ99chのほかに、スペシャルバンクとして、アナログTV音声専用プリセットメモリ62ch、世界各地の放送・AM/FM放送、TV音声プリセットメモリ273ch、鉄道無線メモリ16ch、特定小電力のプリセットメモリ20ch、ワイヤレスマイクメモリ185ch、救急/消防プリセットメモリ105chなどをプリセット)
- 簡易盗聴器発見機能: プリセットされた盗聴器周波数をサーチ
- エマージェンシー機能: 電波による捜索機能EAI(エマージェンシーオートマチックID)と音・白色ストロボ発光
- CWトレーニング機能: モールス信号(音)をランダムに発生
その他、多くの機能があり今後一つひとつ試していきたいと思いますが、まずは無線機増設の手続きが必要ですね。昨日、総務省の「電波利用申請・届出システムLite」で手続きをしようとしたら、メンテ中でアクセスできませんでした。
それにしても、本機の小ささには感動しました。この大きさで、2mで1.5W、430で1W(外部電源使用の場合はそれぞれ3W、2W)出るのですから驚きです。しかも新品で1万円台で購入できましたので、良い買い物をしたと思っています。