SD330付属のスイッチは少し固めのシーソースイッチで、上下バンド間の移動中数十秒間に渡って押し続ける必要があるため、なるべく指への負担を軽くしようとプッシュ式のコントローラを作りました。
1回路2接点(無押下時はCOM-NC間接続、押下時はCOM-NO間接続)のプッシュスイッチを2ヶ準備し、100円ショップで買ったゼムクリップの容器をケースとして利用しました。透明ケースですので内側を黒のアクリル系塗料で着色しています。外側が透明ですので、良い感じの光沢ブラック仕様になりました。
回路はこのような簡単なもので、あくまでマニュアルスイッチとしてSD330付属スイッチの機能を置き換えるものです。
極性は対称のため記載していませんが、二つのスイッチのNC同士、NO同士は必ず同じ極性で接続します。最後にテスターで動作チェックをして完成です。直流のスイッチ回路で単純なためチェックも楽です。
ケースには商品吊り下げ用の穴が開いているため、デスク脇のマグネットフックに吊り下げることにしました。スイッチはクリック感のある軽いタッチのもので吊り下げたまま操作ができ、とても便利です。