bookmark_border[400] DM-330MVの新発見

当局は、再開局当初より安定化電源にアルインコのDM-330MVを使っています。

この電源の生い立ちをネットで調べてみると発売日は1999年6月とのことで、登場から既に22年が経っているのですね。連続30Aの安定供給が可能な割には小型軽量で使い勝手が良く、完成された商品として長期生産・販売に至っているものと思われます。昔の重いトランス式の電源とは隔世の感があります。

ところで先日発売されたCQ誌11月号の特集「アマチュア無線機器購入ガイド2021」の中でこの電源が紹介されていて、そこには下記の記載がありました。

<ローバンドにもQRVされたい方は、スイッチング周波数を変更できる電源が良いでしょう。もしノイズが混入してもノイズの周波数を移動すればノイズから逃れることができます。>

この記事を読んで、スイッチング周波数が変えられることを初めて知りました。スイッチングノイズは、小型軽量化の代償ですね。

電源のパネルには確かに「NOISE OFFSET」というツマミがあります。これまで電圧調整関係のツマミだと思い込んでいて全く気にも留めていませんでした。

FT8通信にどの程度の効果があるのか興味がありますので、今度80mや160mバンドにQRVしたときにでも試してみようと思います。