ある局長さんがTwitterに、QSLカードに「JARL」マークを入れるかどうか迷われている旨投稿されているのを拝見しました。私の場合は50年前の開局当時は入れていて、再開局後は入れていないのですが、あまり深く考えてみたことがなかったため、これを機に昔と今の状況の違いを含めて考えてみました。
ちなみに「JARL」マークとは、「商標第1427615号」として登録されている縦長の菱形状の表象です。JARLから支給された門標板にもこの様に表示されています。
自分が開局当時このマークをQSLカードに入れていた理由として、思いつきですがいくつか挙げてみます。
- 最初にJARLの規格カードを使っており、既にそこに入っていた。
- その後、自局カードを印刷したときもJARL会員であれば標準で入るような仕様になっていた。
- 当時は、JARLに入会せずにカードの交換を郵送で行うという局長さんも相当数いて(住所・氏名をQSOの中で交換するのは普通。コールブックにも個人情報が掲載されていた。)、受領カードのJARLマークの有無により会員かどうかが判別し易かった。
- JARL会員という自覚の醸成やステータスの表現(自己満足?)
翻って、今ではこのマークが掲載されたカードはあまり見なくなりました。上述の状況も変わっていますので、マーク表示の必要性が薄れているのでしょうか・・・ (11/6追記:10月末に受領したカードを確認したら、120枚中、JARLマーク入りのカードが41枚ありました。1/3の方が入れていますね。認識を改めました。)
ただJARL会員という自覚を促すというのは結構重要かも知れませんね。今一度初心に戻ってアマチュアコードを見返し、自分自身の言動を振り返ってみたいと思います。